長時間座っていると……
こんにちは、スタッフ磯です。
かなり冷え込んで、冬も本番になろうかという頃、とにかく運動をする機会が減ってしまった方も多いのではないでしょうか。
年末に向けてお忙しくなる方は、お話を伺うと座りっぱなしになることが多くなっているように思います。
長時間座ることで起こること
長距離移動などで座るお時間が長くなってしまう。
→股関節がずっと曲がっている状態になっていると、
・腰からソケイ部を通り太ももの方に伸びる「大腰筋」
・ソケイ部を通る「大腿神経」
・肋骨下部の方から骨盤の下の方に伸びる「腹直筋」
などは縮こまり、
反対に背面の筋群は、姿勢が崩れれば常に伸長ストレスにさらされ、
お尻や裏ももの筋肉はもちろん、そこを通る神経も圧迫を受けた状態が続きます。
これはデスクワークにも言えることですが、身体にとっては負荷が強いです。
また、お出かけ先で歩いて移動する際にも、
「股関節が縮こまる……じゃあ歩けばいいんだ!」と歩くのはもちろん大切ですが、
膝から下で歩く癖のある方(ペタペタ歩く感じ)は、実は股関節をほとんど使えていません。
股関節は曲がることも伸ばすことも出来る関節ですが、後ろに振り出す動きがかなり制限のかかってしまっている方は多くいらっしゃいます。
長距離移動の際はこまめに立つこともいいですし、歩く際は裏ももやお尻の下を意識して大きめに歩くことも大事です。
そんな状態が長く続いてしまうと、
深層にある腹筋群の機能や姿勢を保持する筋肉の機能が低下しやすくなり、
腰痛や肩こり、股関節の痛みが出やすくなります。
座ることが多くなりやすいからこそ、しっかりと姿勢を維持できるように出来るといいですね。
年末に向けて、当院も皆様の生活をお手伝い出来ますようより一層励んでいきます!